2013 年 8 月 10 日 のアーカイブ

愛鷹広域公園(静岡県)@ラモス瑠偉サッカー教室

2013 年 8 月 10 日 土曜日

今日は、毎年恒例となりました静岡県沼津市の愛鷹広域公園での「ラモス瑠偉少年少女サッカー教室」です。

この日は、36度を越える猛暑日。
短時間でのトレーニング、こまめな給水、コーチの声掛け、主催の愛鷹広域公園、運営協力の静岡県サッカー協会東部支部、一般社団法人アスルクラロクラブの皆様のご尽力により、参加した全選手が最後の閉会式まで楽しく参加することができました。また、保護者の皆様の「見守り、気配り」にも感謝をしています。ありがとうございました。

テクニカルの部分では、サッカーの基本技術(動作、ボール扱い)の大切さや、行動(プレイ)のメカニズム(観察、判断、決断、実行)の習慣化、主体性と調和のバランスを意識した行動など、サッカーの基礎的な部分をトレーニングで意識付けしていきます。
対象は小学生ですので、プレイ機会の確保、ボールタッチ数を確保したプログラムをラモス瑠偉さんの監修で用意しました。

なんといっても、ラモス瑠偉さんのデモンストレーションは、こどもたちの心を「ワクワク」させます。
ミニゲームでは、ファンタジックなプレイの連続に「ラモスコール」の大合唱。
ラモス瑠偉さんのゴールの後は、こどもたちと一緒に歓喜の輪が何度も出来ました。

20130810ashitaka2          猛暑を吹き飛ばすラモス瑠偉さんと、こどもたちの笑顔!

ラモスプロジェクトでは、生活指導も行います。
それは、サッカーが社会で果たす役割であり、社会性(規範意識、規律の遵守)が高まることは選手の基礎を大きくすることにもなります。
ラモス瑠偉さんは、社会性の基礎は、家庭での暮らしの中で育まれると考えています。そのための行動を選手、保護者に伝えます。

20130810ashitaka3     暮らしの中に、こどもたちを成長させる学びがあると伝えるラモス瑠偉さん。

教室終了後に、参加された選手のお母さんから声をかけられました。
「日頃、親が言えない部分を話してくれるラモスさんに感謝しています。」

日頃からラモス瑠偉さんは、スタッフに話をします。
「日本のこどもたちは、少し甘えているように感じる。それは、こどもだけの問題ではない。社会(環境)がそうしているのではないだろうか。」

日本サッカーが世界との僅差を縮めるヒント、日本社会が国際社会で活躍するヒントがあるように思うスタッフです。

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静岡新聞WEBサイト
ラモスプロジェクトディレクター 角田壮監