ラモスさんは、ビーチサッカー日本代表監督として開催地のタヒチに向かいました。
ご承知でない方もいらっしゃるかと思いますが、日本のビーチサッカーの歴史は1997年のビーチサッカー世界選手権(リオデジャネイロ)出場から始まりました。当時のビーチサッカーはFIFAの管理下ではなかったので、日本でも日本サッカー協会の活動ではありませんでした。ですので、国内には、ルールブックもなく、ブラジルから取り寄せたファクスの用紙をコピーして学習したのを思い出します。
この時から日本のビーチサッカーを牽引してきたラモス瑠偉さん。1997年の大会では選手として出場し、大会優秀選手選抜のエキシビジョンマッチにも選出され、華麗なテクニックでコパカバーナビーチを盛り上げていました。
監督としては、2005年ワールドカップブラジル(リオデジャネイロ)大会での4位(フェアプレイ賞受賞)し、世界を驚かす快挙を成し遂げました。この結果は、なでしこのワールドカップ優勝、コンフェデレーションズカップ準優勝、U20ワールドユースの準優勝に次ぐ、FIFA主催大会の成績です。
FIFAワールドカップタヒチ大会に出場することになった日本代表。
ラモスさんは、チームの環境、海外遠征、国内合宿、東京で初となる国際親善試合(壮行試合)の開催など、たくさんの方のサポートに心から感謝をされていました。
ビーチサッカー日本代表選手は、アマチュア選手です。
家庭や、仕事などの生活面で多くの犠牲を払って、日本代表活動をしています。
もちろん、ビーチサッカーへの愛情や、使命感など自らの意思で選手活動をされているのですが、その姿勢に敬意と感謝の思いを抱かずにはいられません。
みなさまにも、日本代表としての誇りを胸に刻み、日本を代表する責任を背負って闘う「砂浜の侍」への関心を持っていただき、応援をして下さることを願っています。
がんばれ!!ビーチサッカー日本代表。
JFAオフィシャルサイト:FIFAビーチサッカーワールドカップタヒチ大会マッチスケジュール
(ラモスプロジェクトディレクター 角田)
FIFAビーチサッカーワールドカップ@ラモス瑠偉監督
2013 年 9 月 14 日 土曜日